壮一帆(そう かずほ、8月7日)は宝塚歌劇団82期生の男役タカラジェンヌ。
芸名の由来は誕生月の「壮月」から「壮」を決め、「大海原に1つの大きな帆を張って突き進んで行こう」という意味で知人と考え恩師に決めてもらった。
愛称は「えりたん」、芸名から「So(そう)」。
身長は170cm。血液型はAB型。
怖がりでいたずらっ子な自遊人〔7・9〕。
出身地は兵庫県川西市、出身校は雲雀丘学園高等学校。
好きなものは歴史、時代小説(永井路子、田辺聖子、司馬遼太郎)〔4・5〕。
好きなことは人物を掘り下げること、お笑い、いたずらすること、いたずらされること〔3・4・5・6・7〕。
生きがいはいたずら〔6〕。
趣味はいたずら〔6〕。
気分転換は買い物(梅田)〔5・7〕。
ポリシーは前しか見ない〔4〕。
演じてみたかった役は前田慶次〔4〕。
周囲には武士みたいと言われる〔9〕。
宝塚時代
キリリとした二枚目タカラジェンヌとして活躍〔1・2・5〕。
心がけていることは、組のために元気でいること、逃げないこと〔5・9〕。
再演時は初演作を絶対に見る〔8・9〕。
トップ時代は気を張っている時間が長くなり、食べても痩せるようになった〔7〕。
愛加あゆは同志、戦友〔5〕。
雪組は心のふるさと〔12〕。
1994年に宝塚音楽学校に入学。
1996年に宝塚歌劇団の82期生として入団し、月組公演「CAN-CAN/マンハッタン不夜城」で初舞台を踏み、花組に配属される。
2000年にベルリン公演選抜メンバーを務める。
2001年に雪組へ組替えし、「愛燃える」で新人公演初主演を務める。
「カナリア」を観劇〔8〕。
2002年に「追憶のバルセロナ」で新人公演主演、「ホップ・スコッチ」で立樹遥、音月桂とのトリプル主演でバウホール公演初主演を務める。
2003年に「春ふたたび」でバウホール(バウ・ワークショップ)公演主演を務める。
2004年に「送られなかった手紙」でバウホール公演単独初主演を務める。
2005年に「さすらいの果てに」でバウホール(バウ・ワークショップ)公演主演を務める。
2006年に「ベルサイユのばら-オスカル編-」でアンドレ役を務め、花組へ組替え。
2007年に初ディナーショー「So! -Fantastic Radio Station-」を開催。
2008年に「外伝ベルサイユのばら-アラン編-」でアンドレ役を務める。
「外伝ベルサイユのばら」の役作りでは、2度目のアンドレなのでより深く演じられるようにした〔12〕。
2009年に花組男役2番手スターに昇格。「オグリ!〜小栗判官物語より〜」で宝塚バウホール公演主演、「ME AND MY GIRL」で初女役のジャッキー役、「相棒」で神戸尊役を務める。
「オグリ!」の役作りでは、本で読んでも主役の魅力が分からなかったが、人間臭さが魅力だと考えてこだわった〔11〕。
「相棒」では、千秋楽の前日に観劇していた及川光博に「テレビではこういう演出なんだよ」とアドバイスされた〔1〕。
2010年に『「虞美人」-新たなる伝説-』で劉邦役、「麗しのサブリナ」でデイヴィッド・ララビー役、『「メランコリック・ジゴロ」-あぶない相続人-』でスタン役を務める。
「メランコリック・ジゴロ」では、安寿ミラと真矢みきのコンビを超える伝説を作れるようにした〔10〕。
2011年にディナーショー「Bright」を開催。「愛のプレリュード」でジョセフ・バークレー役、「ファントム」でジェラルド・キャリエール役、「カナリア」で主演を務める。
「ファントム」の役作りでは、現実ではなく理想に近づけ包容力を出せるようにした〔9〕。
「カナリア」の役作りでは、後ろ髪が長い髪型にし、幻想的なファッションにした〔8〕。
2012年にディナーショー「So in Love」を開催。「復活 -恋が終わり、愛が残った-」でシェンボック役、「長い春の果てに」でクロード役、『サン=テグジュペリ-「星の王子さま」になった操縦士-』でギヨメ役を務める。
雪組へ組替えしトップスターに就任。「若き日の唄は忘れじ/Shining Rhythm!」がトップお披露目公演、「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」が宝塚大劇場トップお披露目公演となる。
2013年に月組公演「ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-」に特別出演しアンドレ役を務める。
「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」の役作りでは、歴代フェルゼンの資料を参考にして平民と貴族の差を表現した〔7〕。
「Shall we ダンス?」では、普通の男性を演じることや社交ダンスを下手に踊るのが難しかった〔6〕。
役作りでは、周防版映画の演技やドラマ「モテキ」の世界観を参考にした〔6〕。
2014年に「一夢庵風流記 前田慶次/My Dream TAKARAZUKA」東京宝塚劇場公演千秋楽で宝塚歌劇団を同時退団。
「心中・恋の大和路」の役作りでは、「爽快感、清潔感、白が似合う。王子様みたい」という二枚目のイメージではなく「優男」にした〔5〕。
「一夢庵風流記 前田慶次」では、劇団外部の男性が歌舞伎公演用の馬の足の役で出演した〔4〕。
役作りでは、「一夢庵風流記」を読み映画「のぼうの城」を見てサムライ言葉や振る舞い方を勉強した〔4〕。
「My Dream TAKARAZUKA」では、花組への感謝の気持ちも表現した〔4〕。
サヨナラショーでは、雪組トップだったので雪組だけの歌を歌うことにした〔4〕。
恐竜フィギュア
恐竜フィギュアは雪組が全国ツアーで北海道にいる時に華形ひかるが送ったフィギュア〔6〕。
土産に欲しい物を書いた熨斗紙を巻いて奏乃はるとに送られ、壮一帆に渡された〔6〕。
壮一帆がいたずら好きなので、雪組子はバスの中で忘れ物として壮一帆まで回した〔6〕。
クッキー事件
「クッキー事件」は、壮一帆と柚希礼音のいたずら事件。
柚希礼音がクッキー(サブレ)を食べていたので壮一帆が「いいな」と言ったら目の前で完食されたので、同じ差し入れがあった時に仕返しで、粉々に砕いたクッキーを1かけらだけ入れた缶を「太陽王がんばってね」とメッセージを付けて柚希礼音に送った〔3・4〕。
壮一帆の退団公演を観劇した柚希礼音から、お礼の手紙と共にクッキーを1かけらだけ入れた缶を送り返され、終演後には中身が入った缶が送られたが、新品の缶にメッセージを書き綴っている姿を見ていたため驚かなかった〔3〕。
入団前
阪急沿線に住んでいたので幼少期から祖父母と宝塚歌劇を観劇していた。
幼少期からピアノとマリンバを習い、中学、高校では剣道部に所属していた〔4・6・9〕。
中学3年生で進路を考えていた時に宝塚受験を決意し、高校卒業時に初めての受験で合格した。
主演・エトワール
・トップ時代
「一夢庵風流記 前田慶次/My Dream TAKARAZUKA」(退団公演)
「心中・恋の大和路」
「Shall we ダンス?/CONGRATULATIONS 宝塚!!」
「若き日の唄は忘れじ」(全国ツアー公演)
「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」(宝塚大劇場トップお披露目公演)
「若き日の唄は忘れじ」(トップお披露目公演)
「ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-」(月組特別出演)
・全国ツアー公演
「若き日の唄は忘れじ」
・中日劇場公演
「若き日の唄は忘れじ」
・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演
「心中・恋の大和路」
「カナリア」
・日本青年館大ホール公演
「心中・恋の大和路」
「カナリア」
「オグリ!〜小栗判官物語より〜」
・新人公演2回
「愛燃える」(初主演)
「追憶のバルセロナ」
・宝塚バウホール公演5回
「ホップ・スコッチ」(初主演)
「春ふたたび」
「送られなかった手紙」(単独初主演)
「さすらいの果てに」
「オグリ!〜小栗判官物語より〜」
・ディナーショー
「So! -Fantastic Radio Station-」
「Bright」
「So in Love」
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